・・・共保の一日・・・
子どもは、大人に教えられ大人から学びとった力と、子ども自身の育つ力とを、内的に統一しながら、子どもどうしの関わりの中で育っていきます。共保では、子育てと子育ちのバランスを保つことを大切にしています。
共保の一日
●午前《子育て保育の時間》
午前中は基本的に各年齢ごとに活動します。
日常でのさまざまな経験や体験、そして、自然の中での豊かな体験を通し、仲間とかかわることを楽しみ、あそびの中で、たくさんの事を学んでいきます。
7:15~ 順次登園
8:30 朝の会
ぞうきんがけ・水まき・掃き掃除・動植物の世話
9:00 その日の主活動
(音楽リズム・散歩・製作・クッキングなど)
庭に出れば、思う存分、泥、砂、水に触れて遊びます。室内では、音楽リズムで思いっきり身体を動かします。よく晴れた日には園の外に散歩に出掛け、山にもよく登りにいきます。月一回のお弁当日にはいつもより遠出をします。
自分たちが育てた野菜を収穫したら、その野菜を使いクッキングをします。
年長になると、細かい手作業(三つ編みやえのぐを使ったり、縫い物など)にも取り組みます。
11:00 給食準備・給食
給食は旬の食材がたくさん入った、和食中心の献立で、素材の味を生かした味付けにしています。その日の給食に入っている食材にさわったり、匂いを嗅いだりできる食材展示を行っています。
季節の行事や誕生会は、献立や盛り付けを工夫して、仲間と一緒に楽しく食べられるような行事食を実施しています。アレルギー対応食も行っています。
<献立例>
干しさんま
切り昆布と南瓜の煮物
青菜のみそ汁
<おやつ>
ごまクッキー
<0・1歳児用献立例>
さんま→白身魚
切り昆布→平昆布
12:00 午睡準備・午睡
絵本の読み聞かせの後、午睡に入ります。
ゆったりと落ち着けるように手あそびをしたり、絵本を読んでもらったりした後布団に入ります。
テレビ、ビデオは使わず、絵本や紙芝居に触れる機会を多くし、読み聞かせを大事にしています。
●午後《子育ち保育の時間》
子どもたちが、決められた課題でなく自分たちであそびを見つける時間です。たくさんのあそびと、仲間とのおしゃべり。子どもたちにとって、これもまた大切な時間です。
14:00 布団片付け・着替え
15:00 おやつの準備・おやつ
子どもたちにとっておやつも大切な食事です。甘さを控えた手作りのおやつで、夕食までしっかり活動することができるように腹持ちのよいものにしています。時には、子どもたちがおやつ作りをします。
16:00 集団あそび
(鬼ごっこ・ままごと・砂・泥・水あそびなど)
ピカピカの泥団子、砂やはっぱで作ったレストラン、仲間を集めてかごめかごめ、大縄飛びなどダイナミックに遊びます。
年少さんがお兄ちゃんお姉ちゃんのまねっこをしたり、大きい子が小さい子を助けながら一緒になって遊んでいる姿が見られます。
16:30 順次降園
絵本の読み聞かせなど
※保育短時間の方は16:30より延長保育
18:15~19:00 延長保育
生活リズム
生活リズムとは、早起き早寝だけでなく、園での生活、あそびなど、一日の生活全般を意味しています。
6:00(6:30)に起きて、20:30に就寝できる子は、午前中集中した活動をするのに適した脳のリズムになっています。
朝、自立起床をし、窓を開け新鮮な空気を取り込み、日の光をあびてからだを目覚めさせます。起床後、散歩等をして少しからだを動かし、また、台所から朝食を作る音やにおいなども感じさせることで、自然とお腹が空いてきます。
脳に栄養を送り込むためにも朝食は大切です。「朝食抜き」では日中に大脳が働いてくれません。一日の基盤となる朝食を家族で一緒に食べること、毎朝排便を習慣づけること、朝顔を洗って歯を磨くことで、気持ちよくその日をスタートさせることができます。さらにゆとりをもって登所することで、楽しく充実した保育所生活につながります。
家庭と園が子育てについて共に考え、協力し合い、24時間を見通した生活リズムの確立を目指しています。
特定非営利活動法人共同子育て広場おひさま
木のいえ共同保育園
〒779-3125
徳島県徳島市国府町早淵字雀ヶ原218-6
[地図]