稲刈り
地球組(5歳児)さんたちの稲刈りの様子です。
天候に翻弄され、待ちに待った稲刈りでした。
始めに武市先生から鎌を見せてもらいました。
「この鎌にはギザギザがあります。保育所にもよく似たものがあるよ。」と武市先生が話されると、すぐに励くんが「のこぎり。」
のこぎりのようにギコギコひいて稲を刈ることを教えてもらいました。その間、玲緒くんは武市先生の顔をじっと見ながら両手は空を掴んで稲刈りをしていました。
鎌は安全を確保するため2本しか使いませんでした。順番を待つための2つの列ができました。一方の列が“迷路を作ろう”と稲の間を刈り進んでくると、もう一方の列からも“あっちの迷路と合体させよう”とまた稲の中を刈り進んでいきました。
はじめは1株づつ刈っていたのが2株、3株と増えていき洸介くんは10株を越えて刈りました。洸介くんからなかなか順番が回ってこない後続の子どもたちから、「ずるいぞ。」「はよう代わって!」の声。
「どうやるの?」と自信無さそうに鎌を持った拓海くん、回数を重ねる毎にスムーズに刈れるようになり、「できた!できた!」と大喜び。
鎌を持つ度、眉間にシワをよせて真剣な表情で稲とニラメッコの愛一郎くん。
稲の1本1本を丁寧に切っていく海里ちゃん。
その海里ちゃんに「遅いよ。はようして!」とやる気満々の愛理ちゃん。
汗ビッショリになりながら、「たのしいな」「おもしろいな」と紗奈ちゃん、知実ちゃん、葉月ちゃん、春実ちゃん。
玲緒くんは、自分の順番が回ってくる度に「こうやって持った方がしっかり持てる。」とか「この位の所を切った方がいい」と実演しながら、教えていました。
万里子ちゃんは刈った1株の稲の数を数えました。「21もある!」3本づつしか植えなかった苗がそんなにも増えていることに驚いたり、感激したり。
朝からの晴天にバテ気味の、明日香ちゃん、直規くん。
休憩を繰り返していましたが、玲緒くん、洸介くん、浩生くん、励くん、春実ちゃん、葉月ちゃんは「休憩なしで頑張るぞ!」
ところが、田圃には色々な虫がいました。トンボが飛んでくると一緒に駆けて行き、蜘蛛や蛙を追いかけたり、カマキリをじっと見たりする励くん、洸介くんに「休憩なしっていよったのに。」とポツリ、翼くん。聞き逃さなかった知実ちゃんが「そうじゃ!そうじゃ!」
担任に順番が回ってきて(大人も順番を守らないとさせてもらえません....)何株も刈ってその場に置いておくと拓海くんが「これ、持ってってあげるよ。」と運び出しました。「刈る人と運ぶ人とがあってもいいなあ。」と担任が言うと「そうやなあ。」と運び始めた浩生くん、しばらくして「やっぱり、ヨシダ(担任)ばっかりずるいわ」
ビッショリの汗はシャワーで流し、さっぱりしたところでお弁当。お弁当を食べながら「空さん、もう寝たかなあ」と励くん。
お弁当の敷物の上でゴロゴロしたあと、刈った稲を束にして田圃から運んで干しました。
帰り支度をしながら、「もう、夕方よ。」と心細そうに海里ちゃん。「ふみ(武市先生)んちに泊まっていきたいなあ。」と浩生くん。
今回はJRで往復しました。石井駅と武市先生宅の間に用水路が流れていて、朝来たときは小魚が沢山泳いでいました。帰りに捕ろうと網を借りて、しばらく水面を眺めていましたが、帰りにはもう朝ほど魚は泳いでなく、追いかけた魚にも逃げられ「今日は、魚の勝ち。」「魚はとれんかったけど、とんぼは捕まえられた。」と満足げに励くん。
稲刈りだけではなく、保育所の周りでは触れられない自然を満喫してきました。
“魚取り”のおかげで、当初予定していた列車の便を見送り、遅い帰園となってしまいました。 佐古駅まで迎えに来てくださったお母さん方、ありがとうございました。
保育士 吉田 真由美






